平素は、近藤永太郎に格別のご指導、ご支援を賜りまして、厚くお礼申し上げます。
府政におきましては、西脇知事のもと、「安心」、「温もり」、「ゆめ実現」の３つの視点に基づき、誰もが未来に夢や希望を持てる「あたたかい京都づくり」を目指して、府政運営が行われております。先の１２月定例会では、長期化する物価高騰の影響を特に受けている業種への支援や人手不足対策など当面必要な施策とともに、国の総合経済対策を受けてエネルギー高騰対策等の補正予算が編成されました。

近藤永太郎は、府議会最大会派である自民党議員団の団長として、西脇知事とともに、「あたたかい京都づくり」を目指すとともに、地元西京区はもとより、京都府の発展に向け、議員活動に邁進する所存でございますので、なお一層のご指導、ご鞭撻をお願い申し上げます。

むすびに、皆様方のご活躍、ご健勝とともに、本年が皆様方にとりまして、すばらしい年となりますよう心からお祈り申し上げます。

京都府議会議員　近藤永太郎

地域防犯力の向上　〜犯罪の起きにくい社会づくりの推進〜

【放送日時】
平成25年12月1日（日曜日） 午前10時〜11時

＜ 内容　＞

私たちが安心して暮らせる、犯罪の起きにくい社会をつくるためには、京都府警察による総合的な犯罪抑止対策の他、官民一体となった犯罪抑止に向けた取組の促進、特に、地域住民等に対する犯罪情報等の積極的な提供や防犯ボランティア活動への参加促進等により、地域の防犯力を向上させ、社会の規範意識の向上や絆を強化する必要があります。
今回のテレビ常任委員会では、安心・安全な社会の実現のため、更なる地域防犯力の向上をめざした取組等について議論しました。

【放送日時】
平成25年1月2日（水）　午前10時〜10時30分

＜ 出　演　＞

京都府議会議長　　　 近藤永太郎
京都府議会副議長　　小巻　實司

＜ 内容　＞

正副議長が、平成24年を振り返るとともに、地方議会の果たすべき役割についての思いや、新たな年を迎えての抱負を述べたものです。

※写真は平成24年1月放送のものです。

　今年の大河ドラマは、「八重の桜」です。東北復興を願い、会津藩出身で、同志社を創設した新島襄の妻となった新島八重の生涯を描いた作品です。
ＮＨＫのホームページには、『2013年の大河ドラマは･･･　国破れてもその地で育まれた会津武士道で、生涯自分の可能性に挑み続け、すべての人の幸福を願った会津女・新島八重と、仲間たちの愛と希望の物語。
「東北･福島に根付く不屈のプライド」で日本にエールを送る！！』とあります。
京都府議会にとりましても、このドラマには少しご縁があります。
幕末に、会津藩の第9代藩主松平容保公が京都守護職となりますが、その守護職屋敷があったのが、現在の京都府庁の敷地です。
また、主人公の新島八重さんの実の兄は、明治12年に創設される京都府議会の初代議長となる山本覚馬公です。ドラマでは、新島八重を綾瀬はるかさんが、山本覚馬を西島秀俊さんが演じます。
覚馬公は、わずか1年余りで京都府議会議員を辞職されることとなりますが、その後も、京都博覧会の継続開催、琵琶湖疏水事業や京都商工会議所の設立に関わるなど、京都の発展に大きく貢献され、衰退の危機にあった京都を再生に導いた、”京都の恩人”ともいわれている方です。
議会は、言論の府として、いかに厳粛なところであるかを示した覚馬公のエピソードがあります。
議決の際、原案とその対案のどちらの案にも、理由も言わず、賛否を明確にしなかった議員に対し、「他の動議及び原案にも賛成せず、また、自説の主張すべきものなく、漫然議席に列するは会議においてあるまじきことなり、・・・」として、退場を命じたというものです。
議会制度が十分に浸透していなかった時代において、議員の職責がいかに厳しく重いものであるか、議会とはどうあるべきかを、議長として示されたことが伺えるエピソードです。
京都府議会草創期の様子に思いを致す中で、私もその姿勢を受け継ぎ、歴史と伝統ある京都府議会の第76代議長として、少しでも覚馬公に近づけるよう、今後とも精進してまいる所存です。