雇用対策や伝統産業の活性化など、緊急の課題に対応
先の9月定例府議会で、119億9500万円の平成11年度9月補正予算が成立。府税収入が当初予算額をさらに下回ることが見込まれるなど、財政状況が一段と厳しさを増す中、可能な限りの財源確保に努め、不況・雇用対策などの緊急課題に重点的に取り組んでいます。
また、厳しい経営環境にある和装・繊維産業の活性化を図るため、国の制度を活用した基金を設置。 その運用益などを利用して西陣織・京友禅などの産地組合や企業グループに毎年約1億円を助成し、新商品開発や需要開拓、観光産業等と連携した魅力ある地域づくりなど、新しい観点に立った取り組みを支援していく予定です。 このほか、6月末の豪雨の災害復旧や市町村への権限委譲、伊根町で進めている風力発電の開発調査に必要な予算などを計上しています。